>>28
サムスンはスマートフォン需要の一巡化が進んだ2010年代後半になって
パネル生産の設備投資を抑えた。
その間隙を突く形で BOEは官民ファンドから資金調達を行うことで、
8000億円を投じて新世代のパネル生産ラインを立ち上げた。
この帰結が現在の状況。サムスンは既に新世代パネル生産では競争から脱落した。
日本も産業革新機構みたいな官民ファンドはあるが、産業革新機構が
行う1000億円規模の投資はジャパンディスプレイなどの企業再生型投資のみ。
しかし、中国の場合は、新規事業投資で1000億円規模の投資を行う。
ここが中国の違うところ。
中国は戦略で動く、韓国は流行を追う。日本は既得権益を守る。