立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
原油がかなりヤバいです。備蓄するタンクが不足するなんて事態は思いもしなかった。……あれ、ということは買い手がいなかったら供給側のパイプラインも(自粛)
コロナウイルスの影響で石油需要が激減している現状、決定的な打開策は難しい。結構後を引きそうです。
後場はさらに下げて19300円付近で再開しています。

[東京 21日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比310円35銭安の1万9358円77銭となり、続落した。原油先物が初のマイナス価格となったことで、米国株式市場はエネルギー関連株が売られて下落。これを受けて日本株も売り優勢で始まった。原油価格の暴落によって環境面で不透明感が強まったために模様眺め気分が広がり、商いは低調となった。

20日の米取引時間における原油先物は、オクラホマ州クッシングの原油受け渡し場所の貯蔵施設が間もなく満杯になると予想される中、買い手不在となり、期近5月物 は史上初めてマイナス圏に陥った。清算値は306%(55.90ドル)安の1バレル=マイナス37.63ドル。一時はマイナス40.32ドルまで下落した。これを受けS&Pエネルギー指数 は3.7%安となり、年初から45%下落。米国株式市場が軟化した大きな要因となった。

本株は欧米の経済再開を探る動きを手掛かりに大きく崩れる雰囲気こそないものの、「方向感が定まらない状態に変わりがない。積極的に買う手掛かりが見当たらないため、材料のある銘柄を個別物色する動きにとどまっている」(国内証券)という。

市場では「原油価格の暴落を背景として景気敏感株に見送り気分が広がる一方、ディフェンシブの意味合いが強い内需株を物色する動きが目立っている」(野村証券・エクイティ・マーケット・ストラテジストの澤田麻希氏)との声が聞かれる。

TOPIXは0.89%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9318億0200万円と商いは膨らまなかった。東証33業種では、医薬品、食料品を除く31業種が値下がりとなっている。

個別では、タカラバイオ 、ウシオ電機 など新型コロナに関する材料が出た銘柄を買う動きに変わりはない一方、日本製鉄 などの景気敏感セクターや、トヨタ自動車 、、ソニー など主力の輸出関連株がさえなかった。

東証1部の騰落数は、値上がりが424銘柄に対して、値下がりが1687銘柄、変わらずが55銘柄だった。

2020年4月21日 / 11:59
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2C90YI?il=0