日本で2003年に日本国債の歴史的大暴落が起こったのは、知らない人はおらんだろ。
これ、辞書にも載ってる日本の大事件。

>iFinance金融経済用語集
VaRショック
読み方: ばりゅーあっとりすくしょっく
分類: 債券暴落
VaRショックは、日本において、2003年に長期金利(10年物利回り)が史上最低の0.430%
まで下げた後、わずか2カ月で約1%上昇したことによる、歴史的な債券暴落のことをいい
ます。これは、当時、国債入札の結果が市場予想よりやや悪かったことをきっかけに、
債券市場において、"売りが売り"を呼ぶ展開となり発生したもの

この翌年の国会の大騒ぎを大前研一が記事を書いてる。

>財務省が密かに進める「徳政令」プラン
紙幣を使って財務危機を乗り越える
PRESIDENT 2019年6月17日号
前回04年に紙幣を刷新したときは、90年代後半から世界的な金融危機の流れが日本
にも波及していた。国債暴落による日本発の金融危機が懸念されて、財務省は紙幣刷
新を利用した対応策を密かに練っていた。いろいろな応用問題があるが、一例としては
新紙幣と旧紙幣を交換するときに、旧紙幣で1万円分を入れると8000円分の新紙幣しか
戻ってこないような技術をATMメーカーに検討させていたのだ。
04年の紙幣刷新のときに財務省は国債暴落対策を密かに狙っていた。しかしATMメー
カーから設計図面の情報が漏れて、議員からの問い合わせで大騒ぎになり、財務省は
断念せざるをえなかった、といわれている。