立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
アメリカの市場と連動した動きで19000円を回復。為替の状況が良くないことからこれ以上伸びることも期待はできないようですが、権利落ちが絡んでいることから買いは進む傾向にあるようです。
まぁ新型肺炎がまだ猛威を振るいますので一寸先は闇なのですが、アメリカの経済政策のインパクトが一条の光になっている感はあります。

[東京 27日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比230円70銭高の1万8895円31銭となり、反発した。前日の米国株式市場は主要株価3指数が大幅高。東京株式市場も流れを引き継ぎ、朝方から幅広い買いが入り一時700円超高となった。その後は為替の円高や米株先物の軟化などが重荷となり、日経平均は上げ幅を縮小した。

26日の米国株市場でダウは6.38%高、ナスダック総合は5.60%高、S&P総合は6.24%高と大幅に上昇して取引を終えた。週間の新規失業保険件数は過去最多となったものの、新型コロナ対策法案への期待が相場の支援材料となった。

日経平均は前営業日比357円37銭高で反発スタート。一時701円69銭高となったが、その後は急速に上げ幅を縮小した。為替の円/ドルが108.30円台まで下落したことや、米株先物の軟化が嫌気された。また、日本は新型コロナウイルス感染者数急増に伴う首都圏の外出自粛要請で先行きの経済活動の停滞が警戒されており、日経平均は高値から500円ほど上げ幅を縮小する格好となった。

TOPIXは1.33%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆5749億円だった。東証33業種では電気・ガス業、医薬品、精密機器、金属製品などの27業種が値上がりした。値下がりは6業種となり、石油・石炭製品、空運業、証券業などが値下がり率上位となった。

東洋証券・日本株ストラテジストの大塚竜太氏は「TOPIXも堅調に推移していることから、きょうは日銀のETF(上場投資信託)買い入れへの期待はほぼない」という。「むしろきょうは3月決算企業の権利付き最終日なので、再投資分の先物買いが入る。よっぽど売り物をぶつけられない限り、大引けにかけてはプラスで動くだろう」(同)と指摘する。

個別では、ゼンリン が急騰し一時13.68%高となった。その後は上げ幅を縮小し5.75%高で前場の取引を終えた。26日にNTT と資本業務提携すると発表したことが材料視された。NTTは3.03%高となっている。

東証1部の騰落数は、値上がりが1554銘柄に対し、値下がりが562銘柄、変わらずが52銘柄だった。

2020年3月27日 / 12:12
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N2BK0VX?il=0