【ニューヨーク=中山修志】トヨタ自動車は18日、北米の完成車と部品工場の操業を23〜24日の2日間停止すると発表した。新型コロナウイルスに対する従業員の安全対策に加え、北米市場の需要減に対応して生産台数を調整する。

米国とメキシコ、カナダにある13工場が対象。停止中に工場の清掃と消毒を徹底して従業員の感染予防を図り、25日から再開する。物流センターとサービス拠点は稼働を続ける。

北米ではホンダが23日から30日まで、週末を除く6日間生産を全面休止することを決めた。ゼネラル・モーターズ(GM)など米自動車大手は19日から30日まで全工場の操業を止める。

2020/3/19 6:12 (2020/3/19 7:23更新)
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56977340Z10C20A3000000/