中国に進出した日本の小売企業で、新型コロナウイルスによる肺炎の影響が拡大している。ファーストリテイリングが展開する「ユニクロ」と良品計画の「無印良品」の休業店舗数はいずれもこの1週間で倍増し、中国全体の半分に達した。両社は生産面でも中国依存度が高く、業績への懸念も強まっている。

ユニクロの休業店舗数は7日午前までに約370店となり、1月31日時点の約160店から2倍以上に増えた。中国にある全店舗…

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2020/2/7 13:00
日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55370500X00C20A2000000/