0001田杉山脈 ★
2020/02/04(火) 16:14:54.40ID:CAP_USERAlphabetの収益とその内訳を100万ドル単位で示したものが以下の表。
https://i.gzn.jp/img/2020/02/04/google-youtube-cloud-revenue/01_m.png
そして、Alphabetの営業利益と純利益を100万ドル単位で示したものが以下の表。
https://i.gzn.jp/img/2020/02/04/google-youtube-cloud-revenue/02_m.png
2019年第4四半期の収益はトータルで460億7500万ドル(約5兆円)で、純利益は106億7100万ドル(約1兆1600億円)。また、広告収益は2019年第4四半期で379億3400万ドル(4兆1200億円)で、そのうちYouTubeの広告収益が47億1700万ドル(約5200億円)。これは、広告収益が前年同期比で30%の増加となったことを意味します。YouTubeの収益が公開されるのは、2006年にYouTubeがGoogleに買収されてから初めてのこと。なお、YouTube Premiumなどの有料課金サービスによる収益はGoogle other(その他)に含まれているそうです。
また、Googleのクラウドコンピューティング事業であるGoogle Cloud部門の収益も初めて公開されており、2019年第4四半期で26億1400万ドル(約2840億円)を計上。前年同期比でおよそ53%の収益増となっています。
2019年通年の収益は、トータルで1618億5700万ドル(約17兆6000万円)で、純利益は343億4300万ドル(約3兆7400億円)。Googleの広告収入は1348億1100万ドル(約14兆6500万円)で、そのうちYouTubeでの収益は151億4900万ドル(約1兆6450億円)を計上。Google Cloud部門の収益は89億1800万ドル(約9700億円)となっています。2017年・2018年のデータと比較するといずれの部門も収益がすべて右肩上がりで、前年比はトータルで約18%増、YouTubeの広告収益は約36%増、Google Cloudは約53%増となっています。
Alphabetの総収益のおよそ10%がYouTubeの広告ビジネスによるものであり、2017年から2019年にかけてその割合は徐々に増加しつつあります。技術系メディアのThe Vergeは「Google検索の広告収益は2018年から15%ほど増加したに過ぎないが、YouTubeの広告収益は36%増加と大きく成長しました」と指摘し、YouTubeの収益を公開したのはYouTubeの広告ビジネスの急成長をアピールするためとみています。
経済ニュースメディアのCNBCは、「Googleのクラウド事業はAmazonのAWSやMicrosoft Azureなどに対抗するものであることを示すためにも収益報告の透明性の向上が図られている」と述べています。
https://gigazine.net/news/20200204-google-youtube-cloud-revenue/