立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
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FOMCは無難に終了。しかしまだ課題はあることから様子見はまだ続きます。金曜日のSQ算出はかなり大きな山場になりそうです。またトランプ発言がサプライズで飛び出したり中国首脳の声明が出たりするかもしれませんから油断は禁物。

[東京 12日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日51円21銭高の2万3443円07銭となり、反発した。追加関税の発動見送りの可能性が指摘される一方、欧州中央銀行(ECB)理事会、英国総選挙、明日のメジャーSQ(特別清算指数)算出など見極めたい材料が多い。そのため、日経平均は高寄りしてからマイナスに転じた後に引き戻したが、見送りムードが強くなっている。

米連邦準備理事会(FRB)はFOMCで、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.50─1.75%に据え置くことを全会一致で決定。来年の米大統領選まで緩やかな経済成長が続き、失業も低水準にとどまるとの見方を示し、金利変更はないことを示唆した。この結果を受け、米国株式市場は主要株価3指数が小反発した。

イベントをひとつ無難に消化したことで安心感が広がったが「ECB理事会、英国総選挙と見極めたい材料が残る。何よりも、15日に米国が対中追加関税を発動するかどうかはっきりするまで、身動きが取れない」(キャピタル・パートナーズ証券・チーフマーケットアナリストの倉持宏朗氏)との声が聞かれた。

寄り付き前に内閣府が発表した10月機械受注統計は、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)が予想を大きく下回る結果となったが、ファナック 、オークマ<6103.Tなどが堅調となり、相場に対して影響を及ぼさなかった。

また、同じく財務省が発表した12月1日―12月7日の対外及び対内証券売買契約等の状況 (指定報告機関ベース)で、対内株式投資は2004億円の売り越しとなったことも材料視されていない。

TOPIXは0.05%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9459億3100万円となった。東証33業種は、金属製品、機械など13業種が値上がり、水産・農林業、証券業、鉱業など20業種が値下がりした。個別では、ソニー が年初来高値を更新し、東京エレクトロン などの半導体関連株が買われた一方で、いであ は急反落した。

東証1部の騰落数は、値上がりが855銘柄に対し、値下がりが1186銘柄、変わ らずが116銘柄だった。

2019年12月12日 / 11:51
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N28M0U5?il=0