NTTと、アメリカのIT大手マイクロソフトが提携し、互いのデジタル技術を持ち寄って、国内外の企業の製品開発や業務の効率化に役立つ新たなサービスを提供していくことになりました。

発表によりますと、NTTとマイクロソフトは10日、企業向けのデジタルサービスの分野で業務提携を結びました。

今後、NTTが持つデータセンターや、マイクロソフトが持つクラウドサービスのプラットフォームなどを活用して、国内外の企業向けのサービスを共同で提案します。

また、光技術を活用した新たなネットワークづくりなど、次世代の技術開発でも協力していくとしています。

AI=人工知能の発達などを背景に、デジタル技術を活用して新たな製品開発や業務の効率化を進めることが世界中の企業の課題になっているため、両社が手を組んで企業のニーズに応える考えです。

NTTの澤田純社長は「両社はこれまでも長い間連携してきましたが、今回の戦略的提携を契機にパートナーシップをさらに強化してまいります」とコメントしています。
2019年12月10日 22時02分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191210/k10012210021000.html