0001朝一から閉店までφ ★
2019/12/03(火) 11:56:31.32ID:CAP_USER近年自動車の飲酒運転に対する罰則強化や、自転車に乗る人も交通ルールを守るように、という「乗り物に乗る人の責任を自覚してもらう」という機運が高まっています。以前は「酒を飲んで乗れないなら、自転車なんか意味がない」とうそぶいていた友人も、実際に自転車の飲酒運転で罰金を払ってからは、すっかりおとなしくなりました。
乗務前の飲酒検査を義務化して管理を強化
このような流れを受け、自動車の運転を業務とする事業者での、乗務前の飲酒検査義務化が2010年に国土交通省より公布されました。さらに、旅客機のパイロットが乗務前の飲酒検査に引っかかるという事態が散見されたことを受け、今年1月には航空会社に対しても乗務前の飲酒検査が義務化され、その基準は自動車の運転を業務とする事業者よりも厳しいものとなりました。管理を強化してアルコールの影響下にある人間を確実にスクリーニング(選別)しよう、という考え方です。
それでも、今年8月には、乗務前に「水と間違えて」日本酒を飲んでしまったと弁明した旅客機の副操縦士がいました。私は、報道でこのことを知り「ああ、この副操縦士はアルコール依存症なのだろうな」と思いました。
これまでもパイロットが乗務前の飲酒検査で引っかかり、他のパイロットと交代せざるをえなかった、という「本来あってはならない」事例が一度ならず起きています。そのたびに航空会社では「再発防止」に躍起になっていたにもかかわらず、「うっかり」日本酒を飲んでしまうなど、アルコール依存症でなければまずありえないことです。
アルコールを摂取することでストレスや不安に対処することが習慣化している人は、どんなに厳格な検査でも必ず抜け穴を見つけます。アルコール依存の特性を十分理解したうえでの施策を講じないと、効果はあまり期待できないでしょう。
パイロットの仕事は心身への負担が大きく、睡眠障害も
===== 後略 =====
全文は下記URLで
https://bunshun.jp/articles/-/15715