日本マクドナルドホールディングスが8日発表した2019年1〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比35%減の133億円だった。既存店売上高のプラスが続くなど売り上げは好調だったが、販管費や売上原価などのコストがかさみ採算が悪化したほか、法人税の増加も重荷になった。

売上高は3%増の2097億円だった。低価格の「おてごろマック」や、期間限定キャンペーンが好調だった。一方、営業利益は1%減の215億円だった。マーケティング活動や広告宣伝費などが増えた。

19年12月期通期の連結業績は従来予想を据え置いた。売上高は前期比4%増の2825億円、純利益は21%減の174億円を見込む。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2019/11/8 15:40
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL08HQ3_Y9A101C1000000/