>>197
1インチコンデジもそうだが、
ニコンV1系といったニコワンもある意味、一番早い時期に今の1インチ競争の現場に辿り着いてたカメラだった。
バッファ20コマしかないから一秒もたないけど実質バーストの60コマ連写があって、
もし発売したはずの1インチコンデジ開発続行して、転用されたのが載ってれば、高級コンデジ業界でも他社に約2年は先駆けれた筈のもの

トレンドの4K60pも放送業界じゃ現在進行形で1インチより小さなセンサーをスタンダードに使ってて、
高速連写化もしやすい1インチセンサー機のこの規格は動画用カメラ製作も不可能じゃなかった。
小口径ミラーレス型は迷光も少ないのも利点で、
これは基本的にイメージサークルが小さい放送用レンズ母艦として大車輪するくらいは展望とポテンシャルがあった規格。
放送用レンズは転用するにも元の径が小さすぎて今の大型ミラーレスマウントには全く向かないから元値7ケタ円の品質のレンズですら二束三文の値段。
それをレンズ交換でき、また動画機で使えるメリットもあったし、ああ見えてもアプローチ変えれば柱にできるくらい明るい未来はあった。

上でも書かれてるけど、同じ1インチのDLといいニコンは一番を取れた分野の開発続けずにやめてしまうのが早すぎる
CXフォーマットも完全に打ち切ってディスコンにしてから、個人向け動画機隆盛の時代と市場がやってきた。

結果論になると残念ながら早すぎて腐ってしまったととれるけど、業界全体見渡せる位置にいながら活かせなかったのもまた事実。
これじゃ開発がどれだけ頑張ってたくさん作っても、全くもって努力が利益に変換も還元もされない。
開発能力があって飯の種が無造作に転がってようと、ニコンは本当に上役の先見の明がないし、運もない。