ソフトバンクが10月17日、2019年〜2020年秋冬商戦向けの新製品を発表。2019年10月25日から順次発売する。ラインアップはスマートフォン「Xperia 5」「LG G8X ThinQ」「AQUOS sense3 plus」「AQUOS zero2」の4機種に、「キッズフォン2」を加えた計5機種。なお、ソフトバンクはGoogleの「Pixel 4」と「Pixel 4 XL」を10月24日に発売する。これらを加えると計7機種となる。

 スマートフォン4機種は、48回払いの割賦で購入し、25カ月目以降に端末を返却すると、24回分の支払いを免除する「トクするサポート」の対象となる。

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左から「Xperia 5」「LG G8X ThinQ」「AQUOS sense3 plus」「AQUOS zero2」

□Xperia 5
 ソニーモバイルコミュニケーションズ製のXperia 5は、幅約68mmのボディーに、アスペクト比が21:9の約6.1型有機ELディスプレイを搭載した、ハイエンドモデル。既にNTTドコモとKDDIも取り扱いを発表している。ソフトバンクは10月18日に予約受付を開始し、10月25日に発売する。カラーはブルー、グレー、レッドの3色。

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ソフトバンクの「Xperia 5」
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左からブルー、グレー、レッド

 アウトカメラには約1220万画素(52mm)の望遠レンズ、約1220万画素(26mm)の標準レンズ、約1220万画素(16mm)の超広角レンズを搭載。独自機能として、被写体の瞳にピントを合わせ続ける「瞳AF」や、指の映り込みやフォーカスのズレなど、撮影の失敗をしないようアドバイスする機能を利用できる。21:9のアスペクト比や24fpsなど、映画と同等の品質を目指した独自アプリ「Cinema Pro」も用意した。

 プロセッサはSnapdragon 855、メインメモリは6GB、内蔵ストレージは64GB、バッテリー容量は3000mAh。側面に指紋認証を搭載しており、IP68の防水、防塵(じん)機能、おサイフケータイ、フルセグ/ワンセグもサポートする。なお、ワイヤレス充電には対応しない。通信速度は下り最大988Mbps、上り最大37.5Mbps。

□LG G8X ThinQ
 LGエレクトロニクス製のLG G8X ThinQは、付属するディスプレイ付きケース「LGデュアルスクリーン」を使うことで、2画面化できるスマートフォン。動画を視聴しながらブラウザを見る、撮影をしながら写真を見る、といった使い方ができる。12月上旬以降に発売予定。カラーはオーロラブラック。国内では今のところソフトバンクのみが取り扱いを発表している。

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ソフトバンクの「LG G8X ThinQ」
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ケースを装着して2画面化した状態

 本体とデュアルスクリーンいずれも約6.4型フルHD+の有機ELを搭載している。背面には約1200万画素の標準カメラと約1300万画素の超広角カメラを搭載。インカメラは高画素の3200万画素カメラを搭載しており、「ポートレートモード」にも対応する。

 プロセッサはSnapdragon 855、メインメモリは6GB、内蔵ストレージは64GB、バッテリー容量は4000mAh。本体のみIP68の防水・防塵(じん)をサポートしている。ワンセグ/フルセグやおサイフケータイも利用できる。通信速度は下り最大988Mbps、上り最大37.5Mbps。

>>2 へ続く

2019年10月17日 11時47分 公開
ITmedia Mobile
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