2020/01/19
東大病院放射線科医 前田恵理子さん(2)
https:
//www.nikkei.com/article/DGKKZO54512390X10C20A1TCC000/
中学2年の夏、父の仕事の関係で3年半を過ごしたオランダから帰国した。インターナショナルスクールでエッセー、討論、実験漬けの毎日を
過ごしていた私を待ち受けていたのは、大量演習、大量暗記を主体とする日本式の学習。ついていけず、 ...

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正解ない問題に答える力を
東大病院放射線科医 前田恵理子さん(3)
https:
//www.nikkei.com/article/DGXMZO55017220Q0A130C2TCC000/
父の仕事の都合で渡ったオランダの中等教育学校での学びは長い闘病生活でも役立った。
1990年に湾岸戦争が起きた際には学校のホールに置かれたテレビに各国の生徒たちが群がり、ニュースに見入った。
「あなたが米国の大統領だったらクウェート侵攻にどう対処するか」を2千語(ワード)でまとめる宿題が出た。
「『ヴェニスの商人』を読んで独自の結末をつくれ」など、あらゆる科目で「2000語エッセー」が宿題となった


2/3付
「良妻賢母」嫌い世界へ アジア開銀駐日代表が運ぶ風
アジア開発銀行駐日代表・児玉治美さん(1)
https:
//www.nikkei.com/article/DGXMZO55025950Q0A130C2935E00/
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先生の体罰に「野蛮人!」 内気な少女、帰国後の変身
アジア開発銀行駐日代表・児玉治美さん(2)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55029220Q0A130C2935E00/
英語がまったくできないのに、いきなり現地の公立小学校に転校。…
仲の良い友達ができて毎日一緒に遊んでいるうちに、半年ほどで話せるようになりました。
驚いたのは学校での教え方の違いです。日本では先生の言うことは絶対。授業は暗記重視で、教科書をそのまま覚えさせられました。
でも米国では「人間の体はどうなっているのでしょうか?自分で調べて発表してください」と課題を出します。生徒はおのおの関心にしたがい、
図書館で調べてリポートを書いたり、模型を作ったりします。自ら考えて表現する。主体的に学ぶ楽しさを知りました。…

小学校6年の途中で帰国。待っていたのは日本流の管理教育だった。
もともとは教室で黙って座っている内気なタイプでしたが、米国の学校で学んだことでガラリと変わりました。当時の日本の学校では、
体罰も当たり前のようにありました。先生の言うことを聞かずに往復ビンタを食らった私が、「野蛮人!米国だったら裁判に訴えられますよ」
と言い返し、先生を泣かせてしまったこともあります。…