ZOZOは8月26日、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」で、AI技術を活用してユーザーが閲覧している画像と似た商品を検索できる機能を導入した。スマートフォンアプリ(iOS/Android)とスマホのWebブラウザで利用できる。
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 各商品の画面上にある「画像検索アイコン」をタップすると、閲覧中の商品の形、質感、色、柄などを基にAIが似ている商品を検出して一覧で表示する。ユーザーは自ら商品を再検索する必要がなく、類似商品を見比べられるメリットがある。

 数万人のユーザーを対象にした先行テストでは、新機能の利用者は、利用していないユーザーと比べるとサービスの滞在時間が4倍以上長いという結果が出たという。

 現在はジャケット、トップス、パンツ、シューズなど全25カテゴリー中の8カテゴリーに対応し、330万点以上の商品から検索が可能。今後はカテゴリーや商品数を拡大する予定だ。

 ZOZOグループは、2019年を「ZOZO AI化元年」と位置付け、運営するサービスの全面的なAI活用を目指すとしている。
2019年08月26日 12時08分
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1908/26/news068.html