この新井さんという人が見落としてることがある。
それは、今のコンピュータの処理能力は、脳という器官を、物理的にシミュレーションできるレベルに達しつつあるということ。

別に、チューリングの予測した関数を実現する必要はない。
脳を物理シミュレーションできれば、脳の働きをするし、脳より大きな脳をシミュレーションできれば、脳以上の働きをする。

我々の脳だって、一人一人が万能チューリング機械の原理を理解して動作させているわけではない。