立て子の戯言:実験的にロイター提供の前場値動きを定点観測する試みを行っています。
後場の動きに注目されている方々、及び市況板をヲチして楽しんでいる方々の手助けになれば幸いです。
もちろん中の人も大いに活用して下さいね。お漏らしは程々に。
株式前場値動きとスレタイにつけていますので、スレタイ検索でも活用していただければ幸いです。適宜、>>2辺りにその日の詳細も置いておきます。
スレタイ検索 株式前場値動き
http://download.co.jp/news/bizplus/%E6%A0%AA%E5%BC%8F%E5%89%8D%E5%A0%B4%E5%80%A4%E5%8B%95%E3%81%8D
USTRがアメリカ国民のクリスマス商戦対象商品の関税延期を発表したことが好材料となり、特にフィラデルフィア指数が上昇したことで市場は上昇しています。円高も少しゆるんだことで輸出関連銘柄も値を伸ばしていますが、これが続く保証がないと見たか取引は低調。
後場にかけても上げ幅は更に縮小するかもしれません。

[東京 14日 ロイター] -
前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比129円46銭高の2万0584円90銭となり、反発した。前日の米国株高が好感されたほか、外為市場でドル/円相場が、106円台後半まで円安となったことが好感され、先物主導で上昇した。ただ、買いが一巡した後は模様眺めとなり、薄商いの中、プラス圏での小動きとなった。

米通商代表部(USTR)は13日、9月1日に発動予定の中国製品に対する10%の追加関税のうち、ノートパソコンや携帯電話など一部製品への発動を延期すると発表。これを受けて米国株式市場は主要3指数が上昇したほか、ニューヨーク外為市場でドル/円は一時106.97円まで円安に振れた。

また、寄り前に内閣府が発表した6月機械受注統計によると、設備投資の先行指標である船舶・電力を除いた民需の受注額(季節調整値)は、前月比13.9%増とロイターの事前予測調査の予想である前月比1.3%減を上回ったことも注目された。

これらを受けて朝方は、先物市場でショートカバーが活発化。輸出関連株のほか、ファーストリテイリング など指数寄与度が高い銘柄が買い優勢でスタート。東洋証券・ストラテジストの大塚竜太氏は「立ち合い中に、さらに円安が進むなどすれば、先物主導で上値を追う可能性もある」と指摘していた。

ただ、ドル/円相場も大きく振れず、「香港のデモなど地政学リスクもある。材料不足でリスクオフトレンドの転換には至らない」(国内証券)といった声もあり、買い一巡後、株価全般は伸び悩んだ。

個別では、トヨタ自動車 をはじめ輸出関連株に高い銘柄が目立つほか、オークマ 、アマダホールディングス 、ファナック など機械株がしっかり。業種別株価指数では、不動産業、電気・ガス業、陸運業など内需関連が下げたものの、他は総じて高い。TOPIXは0.52%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は9131億円と1兆円を割り込んだ。

東証1部の騰落数は、値上がりが1461銘柄に対し、値下がりが607銘柄、変わらずが79銘柄だった。

2019年8月14日 / 12:10
ロイター
https://jp.reuters.com/article/tokyo-stx-idJPL4N25A0XH?il=0