住友化学(4005)が31日発表した2019年4〜6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比52%減の145億円だった。石油化学事業や健康・農業関連事業の採算悪化や、法人所得税費用の増加が重荷になった。

売上高にあたる売上収益は1%増の5532億円だった。タッチセンサーパネルの需要拡大や飼料添加物の生産拡大が寄与した。一時的な損益を除く「コア営業利益」は8%減の443億円だった。

20年3月期通期業績は従来予想を据え置いた。売上高は前期比5%増の2兆4400億円、純利益は15%減の1000億円を見込む。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2019/7/31 16:21
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL31HLS_R30C19A7000000/