清水建設が31日発表した2019年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比55%増の242億円だった。開発物件の売却が進んだほか、保有株式の売却に伴う特別利益が寄与した。

売上高は15%増の4111億円だった。首都圏の大型再開発案件で工事が順調に進捗した。営業利益はオフィスビルなどの売却が好調に推移したことで、40%増の278億円だった。

20年3月期通期業績は従来予想を据え置いた。売上高は前期比6%増の1兆7600億円、純利益は5%減の950億円を見込む。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2019/7/31 12:29
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL31HIR_R30C19A7000000/