ジャストシステムは「モバイル&ソーシャルメディア月次定点調査(2019年6月度)」を実施し、結果を発表した。

スマートフォンで流行のファッション情報を調べる方法について尋ねたところ、「Instagram」を利用する人が29.4%と最も多く、次いで「Google」が28.3%という結果だった。

 なお、2016年5月度調査において最も利用率が高かったのは「Google」(39.8%)、次いで「Instagram」(17.1%)だったことから、この間に「Instagram」が大きく利用率を伸ばしたことが明らかになった。

 年代別に見ると、若年層ほど「Instagram」の利用率が高く、10代は52.9%、20代は39.3%、30代は28.9%、40代は16.5%、50代は13.2%、60代は8.0%だった。

SNS映えするレジャースポット探しにも「Instagram」を活用
 スマートフォンでSNSのネタになるようなレジャースポットを探す際の情報源について聞いたところ、「Google」で調べる人は34.9%と、2016年5月度調査の48.1%から減少した。一方、「Instagram」で調べる人は19.3%と、2016年5月度調査の5.7%と比較すると、3倍以上増加した。

 年代別に見ると、10代と20代は「Instagram」で調べる人が最も多く、10代は30.8%、20代は29.0%だった。30代以降は「Google」で調べる人が最も多く、30代は37.9%、40代は40.9%、50代は52.2%、60代は36.1%という結果だった。

暇つぶしの方法は、男女ともに「YouTube」が最多
 スマートフォンで暇つぶしになるようなネタを探す方法について尋ねたところ、最も多くの人から挙がったのは「YouTube」で、27.9%という結果に。次いで「Google」が21.4%、「Twitter」が19.8%だった。

 男女別に見ると、1位は男女ともに「YouTube」で、男性は31.7%、女性は23.8%だった。一方、次に利用率が高かったサービスには違いが見られ、男性は「Google」(25.8%)、女性は「Twitter」(21.7%)だった。

「クラウドゲーム」を、10代の半数以上が認知
 ストリーミング配信でゲームを楽しむ「クラウドゲーム」について調査したところ、認知率は43.5%で、年代別に見ると、10代の認知率は56.0%と他の年代に比べて高いことがわかった。

 なお、「クラウドゲーム」への興味に関しては、「とても興味がある」が6.5%、「やや興味がある」が11.3%、「あまり興味がない」が11.0%、「知っているが、興味はない」が14.7%だった。
https://markezine.jp/article/detail/31534