スカパーJSATとLINE、伊藤忠商事は人工知能(AI)と連携した次世代型テレビサービスの商用化に向けて協業する。スカパーが持つ映像サービスと、LINEのAI、伊藤忠の持つ様々な事業者とのネットワークを組み合わせ、最新技術と映像、生活情報を連携した新たなサービスを提供する。2020年をメドに、実証実験を始めることを目指す。

テレビと接続する機器「セットトップボックス」の共同開発を予定。LINEのAI技術「LINEブレイン」などの活用を検討していく。様々な生活情報サービスのほか、スカパーがもつ映像サービスなども利用できる予定という。

生活情報サービスを提供する企業などから実証実験への参加者をつのり、20年に実証実験を始める計画。AIやあらゆるモノがネットにつながる「IoT」、次世代通信規格「5G」の普及に向け、高機能で新たなテレビサービスの活用を目指していく。
2019/6/28 12:03
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46694720Y9A620C1000000/