0870名刺は切らしておりまして
2019/07/26(金) 06:32:23.99ID:pH6glvrw感じるのではないか。その可能性を私は否定することができない。いや、本能といってはならないだろう。
彼らにとて幾分かの意識があるに違いなく、自分に迫りくる死を僅かにせよ意識するところから哀しみが
生じるのではないか。あの犬やあの猫の目は単なる生命力の衰えではなく、自分の衰えをかすかに
意識するものの哀しみを漂わせていた、と考えられてならない。
??西部邁「死に逝く動物たち」『生と死、その非凡なる平凡』新潮社、2015年、151-153頁。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E7%89%A9%E3%81%AE%E6%A8%A9%E5%88%A9