0001田杉山脈 ★
2019/05/24(金) 00:07:19.38ID:CAP_USERミラーレスカメラ「GFXシリーズ」のフラッグシップと位置づけるモデル。1億200万画素のラージフォーマットセンサー、第4世代となる最新の高速画像処理エンジン「X-Processor 4」などを装備した。
主な特徴として、対角線の長さが約55mm(横43.8mm×縦32.9mm)で、35mm判の約1.7倍の面積を持つ、「GFXシリーズ」のイメージセンサーの特徴はそのままに、現行モデル(「FUJIFILM GFX 50S」「FUJIFILM GFX 50R」)と比べて画素数を倍増。独自の色再現技術などとの組み合わせによって、「世界最高峰の高画質を実現する」と同社では説明する。
さらに、35mm判を超えるイメージセンサーを採用したデジタルカメラとして世界で初めて(2019年5月23日時点、同社調べ)、(1)像面位相差画素を配置した裏面照射型センサー構造、(2)ボディ内手ブレ補正機構、(3)4K/30P動画撮影機能を搭載する。
なかでも、ボディ内手ブレ補正機構は、ボディ内5軸・最大5.5段( 「フジノンレンズ GF63mmF2.8 R WR」使用時)の手ブレ補正機構を採用し、上下・左右の角度ブレのみならず、縦・横平行のシフトブレ、回転ブレにも対応。1億200万画素の超高解像写真を手持ちで撮影できる領域を拡大させる点が特徴だ。
ボディは、ラージフォーマットセンサーや手ブレ補正機構などを搭載しつつ、最薄部48.9mm、重量約1400g(バッテリー2個、メモリーカード、電子ビューファインダーを含む)を実現。イメージセンサー、手ブレ補正機構、レンズマウントを連結して一体化するインナーフレーム方式とマグネシウム合金を採用した、高剛性ボディを採用した。さらに、95か所にシーリングを施した、高い防塵・防滴性能と耐低温構造を備えており、プロの過酷な撮影環境にも対応するとのことだ。
背面には、3方向チルト対応の3.2型液晶モニターに加えて、2.05型サブモニターを新たに採用。露出など、各種情報の表示を背面サブモニターに集約させることで、メインの背面液晶モニターでフレーミング全体を確認でき、撮影構図の確認に集中できるという。
また、新搭載の1.8型天面サブ液晶モニターでは、ダイヤルデザインを表示する「バーチャルダイヤルモード」が使用可能。「GFXシリーズ」の現行機種のダイヤルオペレーションを好むユーザーにも適しているとのことだ。このほか、「GFXシリーズ」専用バッテリー「NP-T125」を2個搭載することが可能。背面液晶モニター使用時で約800枚の撮影に対応する。
ファインダーは、約576万ドット有機ELパネルと、非球面レンズを含む5枚の光学ガラスを採用した、超高精細な電子ビューファインダー(EVF)を新たに開発。ファインダー倍率0.86倍・視野率約100%を実現し、「極めて高いピント精度が求められる、1億200万画素イメージセンサーによる撮影でも正確なフォーカシングが可能」と説明する。
本体サイズは、EVF装着時が156.2(幅)×163.6(高さ)×48.9〜102.9(奥行)mm、EVF非装着時がEVF非装着時が156.2(幅)×144(高さ)×48.9〜75.1(奥行)mm。重量(付属バッテリー2個、 メモリーカード含む)は約1320gで、EVF装着時が約1400g。ボディカラーはブラック。
直販価格は1,323,000円。
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