日本郵便が昨年度、ゆうパックで扱った荷物の数は、値上げの影響などで6年ぶりに減少しました。

日本郵便の発表によりますと、昨年度、ゆうパックで扱った荷物の数はおよそ5億8500万個で、前の年度と比べて4.8%減少しました。

ゆうパックは、ネット通販の拡大を背景に2013年度から伸び続けていましたが、減少するのは6年ぶりです。

日本郵便は、減少の理由について、人手不足を背景に去年3月、個人向けの料金を値上げしたことに加え、ほかの運送会社が荷物の引き受けを制限していたため、おととし、ゆうパックの引き受けが一時的に増えた反動ではないかとしています。

一方、ポストに投かんできる小型の宅配サービスは、フリマアプリの利用者などが多く利用していることから引き続き好調で、前の年度に比べて36.6%の増加となりました。
2019年5月10日 4時45分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190510/k10011910461000.html