0001田杉山脈 ★
2019/05/06(月) 20:13:30.69ID:CAP_USER発売したのは「ジェリーズガード フェイス&ボディクリーム」(100ミリリットル、税別2400円)。法令上の関係で、クラゲ予防の効果は明記していない。販売による収益の一部は、部員らが地域に公開している「長高水族館」の運営などにもあてられる。
商品化のプランは、全国の高校生が起業のアイデアを競う「第5回高校生ビジネスプラン・グランプリ」で準グランプリに選ばれたものだ。当時2年生だった重松楽々(らら)さん(18)=現在は大学生=ら2人が受賞した。4月27日に松前町の大型商業施設であった商品発表イベントでは、重松さんと、2人の研究を引き継いだ2年生の河原羽夢(うゆめ)さん(16)、高市瑚波(こなみ)さん(16)が説明役に立った。
商品開発案に用いた実験データは、先輩部員から代々受け継がれてきた。重松さんの先輩は、カクレクマノミがイソギンチャクに刺されないことに疑問を抱き、カクレクマノミの体表の粘液に含まれるマグネシウムが影響していることを突き止めた。さらに、イソギンチャクと同じ刺胞動物で人が刺される被害の多いクラゲに着目し、マグネシウムイオンがクラゲの毒針発射を防ぐことも調べた。
開発したクリームはこの研究成果を応用。先輩が使っていた「チーム・ニモ」の名前を後輩が受け継ぎ、クラゲを使って実験を繰り返し、塩化マグネシウムや塩化カルシウムの最適な配分比などを探っていった。
河原さんたちは「先輩たちから引き継いだ研究をこれからも頑張りたい。今後も実験を繰り返して、より良いものにバージョンアップしたい」と話した。
https://www.asahi.com/articles/ASM4Z5X33M4ZPFIB001.html