夏野剛氏がNTTドコモの”最大4割値下げ”に「全然わかりやすくない」 総務省にも苦言

新料金プランを発表したNTTドコモ。会見に登壇した吉澤社長によると、多くの利用者から指摘されてきた料金体系の複雑さの解消を目指して基本料金や通信料などを一つにまとめ、
月額5980円でネット使い放題の「ギガホ」と、最低月額1980円から利用できるデータ量に応じたプラン「ギガライト」の2つを設定。
2年間の継続契約や3人以上の家族の加入という条件のもと、"最大4割の値下げ"を実現したとしている。�

元NTTドコモ執行役員の夏野剛・ドワンゴ社長は「吉澤社長が自信なさそうにお話されていたように、全然わかりやすくない。
シンプルなメニューになったと言うが、ギガライトの中には幾つかの段階もあるし、同じじゃんとも思う。値下げした料金を作ってみました、というだけで、本当に値下げになっているわけではない。
色々な条件を組み合わせれば最大4割安くなる、ということ。

頭のいい経営企画部が経営へのインパクトがないように、"理論的には安くなるよね"というところを目指してプランを作るから、本当にみんなが安くなるようなプランは作らない。

もちろん新しく契約すれば安くなるかもしれないが、ドコモショップ行くと待ち時間も長いし説明もくどくどかかるから、そのままでいいや、という人もいっぱいいると思う。だから結局、みんなが安くなるわけではない」と指摘。
https://lite.blogos.com/article/371227/