ファーストリテイリングが11日に発表した2018年9月〜19年2月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比9%増の1140億円だった。カジュアル衣料品店「ユニクロ」は国内が減収減益となった一方で海外は好調に推移し、「ジーユー」の大幅な増収増益も寄与した。

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売上高にあたる売上収益は7%増の1兆2676億円、営業利益は1%増1729億円だった。国内ユニクロ事業で冬物商品は、10〜11月の気温が高めに推移したため当初は売れ行きが鈍かったが、12月や1月の気温低下によりやや持ち直した。ただ、利益面では円安による原価率上昇や冬物商品の値引き販売、経費の増加などが重荷となり、同事業の営業利益は24%減となった。海外ユニクロ事業は中国や東南アジア・オセアニア地区が増収増益と好調だったほか、米国は営業黒字に転換した。

決算発表にあわせ、19年8月期通期の営業利益と税引き前利益を下方修正した。営業利益は前期比10%増の2600億円と、従来予想(14%増の2700億円)から100億円引き下げた。売上収益は前期比8%増の2兆3000億円、純利益は7%増の1650億円と従来予想を据え置いた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2019/4/11 16:20
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL11HF1_R10C19A4000000/