9日の東京株式市場でソニー株が大幅に反発した。一時前日比9%(442円)高の5247円を付けた。米有力ヘッジファンド、サード・ポイントがソニー株を再び取得したと8日に伝わったことが材料視された。市場では「サード・ポイントによる圧力が強まり、映画部門の利益率改善案などが出てくる可能性がある」(SBI証券の鈴木英之投資調査部長)との声が聞かれた。一方、ソニーはサード・ポイントの株式再取得について「コメントできない」(広報)としている。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43509870Z00C19A4EAF000/