経営再建中のブレーキ部品大手、曙ブレーキ工業は、再建計画案を固めた。欧米を中心に工場の生産を縮小するほか、最大3工場の閉鎖を検討する。保有株のうちトヨタ自動車を除く大半の銘柄を売却し、運転資金に充てる。このほか、支援企業を5月末までに選定して200億〜300億円を増資し、財務基盤を安定させる。

自動車産業ではCASE(つながる車、自動運転、シェアリング、電動化)と呼ばれる次世代分野で競争が激化し…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43393780V00C19A4MM8000/