本日の詳細

<10:40> 日経平均は軟調、対内株式投資は2週連続で1兆円超の売り越し

日経平均は軟調。2万1500円台後半で推移している。

財務省が寄り前に発表した3月10日―3月16日の対外及び対内証券売買契約等の
状況 (指定報告機関ベース)によると、非居住者による対内株式投資は1兆5889億
円の処分超となった。非居住者の売り越し額が1兆円を超えるのは2週連続となる。

市場では「税制上のメリット享受を目的とした海外勢のフローが発生する季節要因が
大きい」(国内証券)との指摘もあるが、「ファンダメンタルズへの懸念を背景に、景気
敏感型の日本株に対しリアルマネーの売りが出る昨年からの流れが続いている」(国内投
信)との見方もあった。


<09:55> 日経平均は一時下げ転換、「ジャパン・パッシング」が継続

日経平均は一時下げ転換。買いが一巡した後は戻り売りに押された。エーザイ<4523.
T>がストップ安売り気配。医薬品セクターが下落率トップとなっている。

米連邦公開市場委員会(FOMC)に対しては、想定以上にハト派的との受け止めが
広がっている。流動性相場への期待は株式市場には本来プラスに働くが、日本株に対して
は円高懸念が上値を圧迫する要因となっている。

市場では「だぶついたマネーの行き先は結局は米国株。アップル の上昇がそ
れを裏付けている。その次が新興国市場だろう。『ジャパン・パッシング』の様相には変
わりがない」(準大手証券)との声が聞かれた。


<09:07> 寄り付きの日経平均は続伸、FOMC後の米株高に反応

寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比104円34銭高の2万17
13円26銭となり、続伸で始まった。国内休場中の米国株の上昇を受けた買いが先行し
た。一方、1ドル110円台まで円高に振れた為替が重しとなっており、買い一巡後は上
げ幅を縮小している。医薬品、銀行株が軟調。鉱業、機械セクターが高い。TOPIXは
一時下げに転じた。


<08:22> 寄り前の板状況、メガバンクの一角が売り優勢

市場関係者によると、寄り前の板状況は、トヨタ自動車 、キヤノン
、パナソニック が買い優勢。ソニー 、ホンダ が売り優勢。指数
寄与度の高いファーストリテイリング が売り優勢に対し、ファナック は
買い優勢。メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フ
ィナンシャルグループ が売り優勢。みずほフィナンシャルグループ は売
り買いが拮抗している。