吉野家ホールディングスは4日、「吉野家」で7日から新メニューを追加すると発表した。牛丼は「超特盛」(780円)、「小盛」(360円)の2種を加え計6種にする。牛丼の新サイズ追加は28年ぶり。ほかに朝食のセットメニューなどとあわせて計10品目を追加する。女性や朝の利用客など、取り込みきれていなかった客層を開拓する。

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牛丼に超特盛と小盛の2サイズを追加する

牛丼には肉が「大盛」の2倍となる超特盛と、並盛の4分の3サイズの小盛を追加する。牛肉の輸入自由化にあわせ1991年に始めた「特盛」以来のサイズ追加となる。ボリューム重視の若者や、女性・子どもなど小食な層の来店機会を増やす狙いだ。

午前4時〜午前11時の朝食メニューには、既存の商品を組み合わせ、おかずが3品目となる「一汁三菜朝膳」メニューを追加する。390円、490円、590円の価格帯でそれぞれ2商品ずつ。食事のバランスのよさと価格帯で、朝食需要の取り込みを進める。

2019/3/4 14:29
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41992200U9A300C1HE6A00/