個人の投資信託の買いが細っている。投資信託協会によると、1月の投信購入額は、約10年ぶりの低水準となった。昨年末の株式相場急落で個人投資家の損失が膨らみ、投資余力が乏しくなった。足元でも買い意欲は鈍く、購入額は低水準なままだ。

1月の購入額(上場投資信託を除く)は1兆1132億円。日経平均がバブル後安値(7054円)を付けた2009年3月以来の低水準だった。売却額(9946億円)を差し引いた純資…

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2019/2/27 11:26
日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41799280X20C19A2MM0000/