ゆうちょ銀行は、ATM=現金自動預け払い機で、システム上の不具合から提携先のキャッシュカードの取り扱いを一時的に停止していましたが、5日朝にシステムが復旧し、サービスを再開したと発表しました。

ゆうちょ銀行では、4日午前7時ごろから、ATM=現金自動預け払い機で、提携先の金融機関のキャッシュカードを使おうとした際、一部で不具合が起きました。

このうち、コンビニなどに設置している小型のATMでは、キャッシュカードを取り出せなくなる事例が981件確認され、銀行は、備え付けの電話を通じて遠隔操作で取り出すなどの対応を取りました。

銀行は4日午後6時から、提携先のキャッシュカードの取り扱いを一時的に停止する措置を取っていましたが、5日午前6時までにシステムが復旧し、サービスを再開しました。

ゆうちょ銀行によりますと、年末にシステムを更新した際に、ほかの銀行と接続するシステムに不具合が生じたことが原因だとしています。

ゆうちょ銀行は「お客様にご不便をおかけし、深くおわび申し上げる。再発の防止と信頼の回復に努めたい」としています。
2019年1月5日 10時56分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190105/k10011768251000.html