ソフトバンクは、ファーウェイのフラグシップスマホ「Mate 20 Pro」について、予定通り発売する意向を示しました。

同社の広報担当者はEngadgetの取材に対し『発売日向けて粛々と準備を進めている』と回答。また、12月中旬以降の発売予定ながら、現時点(12月19日午前)で発売日が確定しない点については『"以降"と案内しており、発売がずれ込むこともありえる』とコメントしました。

「HUAWEI Mate 20 Pro」は、海外では10月に発表されたフラグシップスマホです。超広角・広角・3倍望遠という3つのレンズを活用した高いカメラ性能を売りにします。また、搭載プロセッサの「Kirin 980」は、他社のAndroidスマホ「Snapdragon 845」を性能で凌駕するなど、パフォーマンス面でも他社製品より一段高いのが特徴となっています。

ファーウェイ製品を巡っては、日本政府が「サプライチェーンリスク」のある製品を政府調達から排除する方針を掲げ、新聞各紙はこの方針について、ファーウェイとZTEを念頭に置いたものと報じています。またソフトバンクは基地局設備について「政府方針に準拠する」との声明を出しています。

□「余計なもの」は見つからなかった
なお、FNNプライムは与党関係者の証言として「ファーウェイ製品を分解したところ、ハードウェアに余計なものが見つかった」と報じていました。
https://www.fnn.jp/posts/00397920HDK
一方、EE Times Japanは「HUAWEI Mate 20 Pro」を分解したところ、余計なものは見つからなかったと報じています。
http://eetimes.jp/ee/articles/1812/14/news036.html

12月19日12時10分
Engadget 日本版
https://japanese.engadget.com/2018/12/18/mate-20-pro/