アミューズメント施設運営の共和コーポレーションは17日、同業のスクウェアワン(さいたま市)から、ゲームセンター事業の大半を取得すると発表した。同社の4店舗のうち3店舗を2019年2月中に譲り受ける。共和コーポは18年度に入り、これまで店舗が多くなかった首都圏に相次ぎ出店している。今回の買収で店舗網を広げる。

14日に買収の契約を締結した。取得額は非公表としている。スクウェアワンが事業分割して設ける新会社を子会社として買収する。共和コーポが取得するのはいずれもゲームセンター「スクウェアワン」の埼玉県幸手市と草加市、東京都品川区にある店舗。

共和コーポの18年度中の新たな店舗は今回買収する3店を含めて8店になる。このうち7店は首都圏に立地する。

8月に同業のキャロム・プランニング(埼玉県久喜市)から、さいたま市の店舗を買収して共和コーポのゲームセンターブランド「アピナ」としたほか、11月に横浜市の繁華街にアピナを新規出店した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39055310X11C18A2L31000/