来年、流行しそうなライフスタイルなどを予想する、恒例の「トレンド予測」が発表され、都市部と地方の2つの生活を楽しむ「デュアラー」などのことばがキーワードに挙げられました。

情報サービス大手の「リクルート」は、ライフスタイルなどに関する8つの分野で翌年の流行を予想し「トレンド予測」としてキーワードを発表しています。

17日発表された来年の予測のうち、住まいの分野のキーワードは、「2つの」という意味の英語をもとにした、「デュアラー」という造語になりました。
癒やしを求める都市部の人たちと、空き家対策が課題になっている地方とのニーズが一致し、2つの生活拠点を持つ若者や子育て世帯が増えると予想しています。

また、自動車分野のキーワードは、自動車の「CAR」と「家電」とをもじった造語、「もしもCAR電」とされました。災害が相次ぐ中、電源としても活用できる電気自動車などを購入する動きが広がると見ています。

このほか、飲食分野のキーワードは、「ポータグルメ」とされました。来年の消費税率の引き上げに伴って、税率を8%に据え置く軽減税率が導入されることで、対象となるテイクアウトなどの商品が充実すると予測しています。

リクルートPR部の高野梓グループマネジャーは「住まいや生活に必要な車などにプラスアルファの価値観を求める人が増えると見ている」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181217/k10011750081000.html