楽天は2018年12月期に売上高にあたる売上収益が1兆円を突破(前期は9444億円)する見通しだ。1997年の設立から約20年での大台乗せとなる。90年以降に新規に立ち上げた日本企業で売上高が1兆円に達するのは楽天が初めて。本業の電子商取引(EC)を核に、M&A(合併・買収)を駆使してクレジットカードや銀行など金融事業や旅行事業などに展開する戦略が成長に結びついている。

利益面も好調だ。今期の連…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38632010W8A201C1MM8000/