求人倍率8カ月ぶりに減 10月、失業率も悪化 - 産経ニュース
https://www.sankei.com/economy/news/181130/ecn1811300009-n1.html

 厚生労働省が30日発表した10月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0・02ポイント減の1・62倍だった。8カ月ぶりに下がったものの、人手不足を背景に企業の採用意欲は旺盛で、引き続き高い水準を維持している。総務省発表の完全失業率(季節調整値)は前月比0・1ポイント上昇の2・4%で、3カ月ぶりに悪化した。

 有効求人倍率は、求職者1人当たりの求人数を示す。都道府県別で最も高いのが東京の2・13倍、最も低いのは沖縄の1・17倍だった。

 男女別の失業率は、男性が前月比0・3ポイント上昇の2・7%で、女性は前月比0・1ポイント低下の2・2%だった。完全失業者数は前年同月比18万人減の163万人。