0001ムヒタ ★
2018/11/14(水) 08:03:27.44ID:CAP_USERアメリカ西海岸のシアトルに本社があるアマゾンは、急成長に対応するため、北米に新たな事業拠点となる「第2本社」を建設する計画を進めてきました。
去年9月に公募したところ、アメリカとカナダの238の都市や地域が名乗りを上げ、激しい誘致合戦を繰り広げました。
アマゾンは、ことし初めには候補地を20に絞り込んで自治体などと交渉を進めた結果、13日、首都ワシントンに近いバージニア州北部のクリスタルシティーとニューヨークのロングアイランドシティーの2か所に分けて、拠点を建設すると発表しました。
クリスタルシティーは近くに国防総省や空港があり、防衛関連の企業が集まっています。ソフトウエアのエンジニアも多く、ポトマック川を挟んでホワイトハウスや議会にも近いことが特徴です。
また、ロングアイランドシティーは、ニューヨークの中心部マンハッタンの対岸にあり、地下鉄やバスで簡単に行き来することができます。
アマゾンは総額50億ドル(およそ5700億円)を投じて「第2本社」を建設し、最大で5万人の雇用を生み出すと説明してきました。投資額や雇用は2か所で分けることになります。
アマゾンのベゾスCEOは「今後も創造的な事業を進めていくにあたり、この2か所であれば、世界的な人材を引き付けることができる」とコメントしています。
アマゾンは投資や雇用を生み出す見返りに、地元の自治体から合わせて2700億円規模の税制優遇を受けるということです。
また、アマゾンは南部テネシー州ナッシュビルにも物流の効率化を担う拠点を新設し、5000人を雇用することをあわせて発表しました。
2018年11月14日 4時12分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181114/k10011709661000.html