財務省が1日発表した9月の税収実績によると、国の一般会計税収は前年同月比5.2%増の3兆3521億円だった。堅調な企業業績を背景に、法人税が17.8%増えた。企業が払う配当や給与の増加で、所得税は11.6%増の1兆657億円となった。

消費税は2.5%増となった。国内企業からの確定納付などが増えた。

4〜9月の累計は17兆5052億円で、前年同期に比べて4.1%増えた。9月までの累計では、1991年(17兆7258億円)以来の高水準となった。2018年度税収見積もりに対する進捗率は29.6%。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

2018/11/1 16:08
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXLASFL01HQ1_R01C18A1000000/