【シリコンバレー=白石武志】米マイクロソフトが24日発表した2018年7〜9月期決算は、純利益が前年同期比34%増の88億2400万ドル(約9800億円)だった。企業向けのクラウドサービスが好調で、売上高と利益水準がともに市場予想を上回ったことから、同社株は同日の時間外取引で終値に比べ一時4%超上昇した。

売上高は19%増の290億8400万ドルだった。人工知能(AI)を使った顧客情報の分析などにクラウドサービス「アズール」を採用する事例が増えており、クラウド部門の売上高は76%増と高い伸びを維持した。主力の業務ソフト「オフィス」などを含む法人向けの業務効率化サービスも堅調だった。
2018/10/25 8:42
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36896150V21C18A0000000/