アパレル大手の三陽商会は21日、約250人の希望退職を募ると発表した。同社では3度目となる大規模なリストラだ。ライセンス契約していた英バーバリーの販売に頼り、百貨店市場の縮小とインターネット勢台頭という構造変化にのみこまれた。中古品の取引サービスが伸びるなど消費のあり方も激変し、老舗アパレルの価値が問われている。

 希望退職の対象は販売職を除く営業や企画などの総合職で約千人。募集期間は10月29日…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35625950R20C18A9TJ1000/