ファミリーマートは北海道内にあった「サンクス」店舗のファミマへの転換を8月中にも完了する。7月末までにサンクスの全店舗の営業を終えた。大半の店舗でファミマへの転換を終え、残り数店舗だという。

 ユニー・ファミリーマートホールディングス(HD)は2016年9月の統合以降、コンビニエンスストアの店舗ブランドのうちサークルK、サンクスのファミマへの統一を急ぐ。サンクス全店の営業終了は店舗がある36都道府県のうち、北海道が6例目。

 道内はもともとサンクスの店舗がファミマより多かったという。同社の担当者は「道内でファミマの規模を拡大し、より身近に感じてもらえるよう早めに対応した」と狙いを話す。

 全国ではファミマにブランド転換をした店は1日あたりの売り上げと客数が平均で1割程度伸びているという。統一効果を道内でも今後高めていきたい考えだ。

2018/8/15 22:30
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34192460V10C18A8L41000/