りそな銀行が、今月から一部の店舗で平日に休業日を設ける。超低金利による業績の悪化などで店舗の削減を進める金融機関が相次ぐなか、りそなは平日休業で1店あたりの人員などを減らして店舗数を維持することを目指す。

 親会社のりそなホールディングス(HD)の東和浩社長が、朝日新聞のインタビューで明らかにした。まず、あきる野支店五日市出張所(東京都あきる野市)で今月8日から毎週水曜日を定休日にする。行員には周辺の店舗で勤務してもらうようにする。

 こうした取り組みで、パート社員などを含めた1店あたりの人数やコストを減らし、店舗数の維持につなげていく方針。今後、状況を見ながら他店舗にも広げられないかを検討していくという。

 東社長は「地元経済のためにも…

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2018年8月7日19時49分
https://www.asahi.com/articles/ASL857J4KL85PLFA001.html