2018年7月31日 / 15:46 /ロイター通信
https://jp.reuters.com/article/sony-sales-idJPKBN1KL0RS

[東京 31日 ロイター] - ソニー (6758.T)は31日、2019年3月期(米国会計基準)の売上高予想を前年比0.7%増の8兆6000億円(従来予想8兆3000億円)に上方修正したと発表した。前提為替レートを円安方向に見直したことに加え、ゲーム事業が好調に推移していることを織り込んだ。減収予想は一転、増収予想となった。

ゲーム&ネットワークサービス(G&NS) 事業の売上高予想は前年比12.1%増の2兆1800億円と、前回予想から2800億円上積みした。

7─9月期以降の前提為替レートは1ドル110円前後(4月時点の通期前提105円前後)、1ユーロ127円前後(同125円前後)。

営業利益予想は、スマートフォン事業のリスクなどを考慮し、前年比8.8%減の6700億円で据え置いた。会社予想はトムソン・ロイターが集計したアナリスト24人の予測平均値7546億円を大きく下回っている。