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2018/07/28(土) 10:48:51.24ID:CAP_USERBRICS各国は27日に開催した首脳級の拡大会議で、エチオピアなどアフリカ9カ国と協議。その後、トルコやアルゼンチンなどと経済連携を話し合った。トルコのエルドアン大統領は「協力を発展させることは可能だ」と期待を表明した。
26日の会議で中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席は「保護主義と一国主義が台頭している」と米国に警戒感を示したという。その後の演説で新興国との結束を強調した。
欧米主導の秩序への対抗を目指したBRICS首脳会議は今回が10回目。世界の国内総生産(GDP)の約2割を占め経済のけん引役として期待されたが、足元で構成国の多くが景気減速し、存在感の低下が指摘されてきた。
中国は独自の経済圏「一帯一路」構想などで勢力拡大を図っている。米国に次ぐ世界2位の経済大国として、BRICSでの主導権を握りたい考えだ。BRICSを「米国に対抗する多数国」という構図にするために利用する思惑が見え隠れする。
一方、中国と領土問題を抱えるインドのモディ首相や、トランプ米大統領と公式会談を実現したばかりのロシアのプーチン大統領は、26日の演説で保護主義の問題に触れなかった。来年の次回会議はブラジルで開かれる。
2018年7月28日 9:12 日本経済新聞
https://r.nikkei.com/article/DGXMZO33539480Y8A720C1NNE000?s=2