中国のHuawei Technologiesは、2018年の世界全体でのスマートフォン出荷台数が2億台に到達する見通しで、現在出荷台数で世界2位のAppleを射程内に捉えたと、South China Morning Postが述べています。

半年で1億台を出荷
Huaweiのモバイル部門責任者であるリチャード・ユー・チェンドン氏は現地時間19日、次のようにコメントしています。


Huaweiが1億台出荷に達したのは、2015年は12月22日、2016年は10月14日、2017年は9月12日だった。今年は達成までに半年しか要しておらず、現在は2018年内の2億台到達を目標としている。


調査会社IDCによれば、2018年第1四半期における首位Samsungの出荷台数は7億8,200万台で対前年同期比2.4%の減少、2位Appleの出荷台数は5億2,200万台で同2.8%増でした。

一方3位のHuaweiは同四半期に3億9,300万台を出荷、対前年同期比では13.8%も出荷台数を増やしています。

一時的にAppleを抜いて世界2位となったHuawei
HuaweiがAppleを抜いて世界2位の座につくという予測が実現する可能性は充分にあります。実際、調査会社Counterpoint Researchは昨年秋、世界のスマートフォン市場シェアランキングで、Huaweiが一時的にAppleを追い抜き2位に浮上したと報告していました。

Huaweiは中〜高級機種はHuawei、低価格モデルはHonorとブランドを使い分けており、両ブランドともに東南アジア市場、特にインドでシェアを拡大しつつあります。一方Appleは、インド市場での苦戦が伝えられており、同国でのシェアはわずか2%と言われています。
2018年7月20日 05時15分
https://iphone-mania.jp/news-219466/