中東産油国、増産巡り駆け引き イラン反発強める

 【エルサレム=飛田雅則】原油の増産を巡り、中東産油国が駆け引きを続けている。
 原油高を避けたい米国の圧力が強まるなか、サウジアラビアなど湾岸産油国が増産に前向きな一方、イランは猛反発する。
 市場では需給の逼迫が懸念されており、産油国の動向を巡り原油相場は値動きの荒い展開が続いている。

 サウジアラビアのメディアは3日、同国の政府が原油市場の安定を図るため、生産余力を活用する準備があると伝えた。
 トランプ米大統領は3月にホワイトハウスでサウジのムハンマド皇太子と会談、6月末にはサルマン国王とも電話で協議し、日量200万バレルの余剰生産能力があるサウジに増産を求めたもようだ。

(以下略、続きはソースでご確認下さい)

日本経済新聞 2018/7/4 9:33
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32588780U8A700C1MM0000/