有機ELパネルを採用した米アップルの「iPhoneX(テン)」の販売不振により、液晶から有機ELへの転換は足踏みしている。有機ELの需要は想定を下回る見通し。中国勢の新工場稼働もあり、早くも供給過剰の懸念がくすぶる。ただ有機ELパネルは液晶パネルと違って、曲面化が可能だ。車載など用途をどこまで拡大できるかが普及のカギを握る。

 調査会社ディスプレイサプライチェーンコンサルタンツ(DSCC)によると…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO32357600Y8A620C1FFE000/