>>451
イギリスから独立した頃のシンガポールはそれほど豊かな国(都市)ではなかった。
本当はマレーシアの一部としてイギリスから独立するはずだったが、華人の影響力を恐れたマレー人によって、新生マレーシア政府から華人が追放され、華人の集住地であったシンガポールも切り離された。

シンガポールの独立宣言は、事実上はマレーシアからの追放宣言だった。
当時のシンガポールはインフラ・物資のみならず経済的にもマレーシアに依存しており、独立宣言をしたリー・クアンユーが独立宣言中に、無念と絶望のあまり号泣したほどだった。

それからシンガポールは国の存続を賭けて、強引な開発独裁を進めていった。国民の8割を占める華人の力でね。
「国の経済の舵取りを一歩誤ったら破滅」という状態がしばらく続いたから、強権的な開発独裁に国民も文句を言わなかった。